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内部統制・ガバナンスについて【わん太・にゃん子・ぴょん太郎の経営入門 vol.7】

わん太・にゃん子・ぴょん太郎の経営入門

はじめに

【わん太・にゃん子・ぴょん太郎の経営入門】では、
わん太(社長)、にゃん子(経理担当)、ぴょん太郎(解説)の会話形式で
楽しく経営を学べるコンテンツを発信してきます。

経営入門の一覧はこちら

1. 内部統制って何?

ウサギ先生、「内部統制」って言葉、正直よくわからないワン。
大企業がやるやつじゃないのワン?

ふふ、そう思われがちぴょん。
でも、中小企業でもとっても大事なことぴょん。
簡単に言えば「仕事をムラなくミスなく、ちゃんとやるための仕組み」ぴょん。

つまり、誰がやっても、同じクオリティで仕事ができるようにするためニャン。

2. マニュアルって大事

内部統制って、別に難しく考えなくていいぴょん。
占いのフローチャートみたいに「こうなった時はこうする」と決めるだけぴょん!

そ、それなら、うちでもできそうだワン!

でも放っておくと、現場で覚えたままのやり方でバラバラになるニャン。

そうぴょん。
それが「担当が変わったら対応が違う」とお客さんに言われる原因ぴょん。

なるほど、マニュアルで揃えるワン!

3. 個人情報や機密情報にも関係してくる

最近は個人情報や機密情報の管理も厳しくなっているぴょん。
内部統制は、こうした情報漏洩も防ぐ役割があるぴょん!

個人情報が漏れたら、ニュース沙汰ニャン…。

こ、怖いワン!

4. ガバナンスって何?

「ガバナンス」は「会社の統治」のことぴょん。
特にオーナー社長の多い中小企業には、とっても重要ぴょん!

社長の判断ひとつで、良くも悪くもなるニャン。

その通りぴょん。
実は、社長個人への貸付金が多すぎて、銀行に「融資できません」と言われる事例も多いぴょん。

5. 銀行が嫌がる「社長貸付金」

銀行は、融資したお金が何に使われるかを重視するぴょん。
それが社長への貸付になっていたら、途端に警戒するぴょん!

「この会社、経営者の財布みたいなものだニャン…」と見られてしまうニャン。

うっ、耳が痛いワン…。

6. どう直す?貸付金問題

もし既に貸付金があるなら
① まず原因を突き止める
② これ以上増やさない
③ できれば早期に解消する

そのまま放っておくと、税務署から「役員賞与」とみなされて税金がかかるニャン。

知らない間に大変なことになるワン!

7. 退職金の活用もガバナンスぴょん

ガバナンスを上手に活かすと、退職金戦略も考えられるぴょん!
実は、退職金は税務上とても有利な制度ぴょん。

でも払うだけの資金が無いニャン…。

そこは工夫ぴょん!
退職金を原資に、社債を発行して社長が引き受ける方法などもあるぴょん。

そんな方法があるんだワン!

8. 新規事業は「コストキャップ方式」で

新規事業を始める時は、あらかじめ「ここまでのコストに抑える」というルールを決めるぴょん。

ズルズル続けて大赤字…なんてことも防げるニャン。

「撤退ルール」を最初から決めるのが、経営者のガバナンスぴょん!

最初にブレーキを用意するってことだワン!

9. まとめ

ガバナンスも内部統制も、社長が安心して経営を続けるための大事な仕組みぴょん!

今こそ、会社の「しくみ」を見直すチャンスニャン。

よし!これからは仕組みで守る経営をするワン!

その意気ぴょん♪