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修了生論文

ベーシックで学んだことをどのように活かしたか

福岡校 (F-college)アドヴァンス 原田 善生 (株式会社ぼうるい )

2016年9月、F&Mビジネススクールにお世話になりました。3月にベーシックを修了し、アドヴァンスに進学しました。以下にベーシックで学んだことを、どのように活かしたかについてまとめます。

 

経営理念の浸透と検証

 

1 経営理念の浸透

卒業論文を「グループワークを使った経営理念の作成」ということで、会社(グループ)の経営理念を作成しました。

作成した経営理念は以下になります。

 

信頼という“砦”に成るために必要な3つの為す
お客様の安全をまもり、安心を提供する 株式会社◎◎◎◎
個々の能力、対応力を向上し、知識を深める ▽▽▽▽▽▽(株)
地域に関わり、貢献し、支えあう ◇◇◇◇◇興産

 

社名 事業内容
株式会社◎◎◎◎ 賃貸業(住居中心)・ビル管理
▽▽▽▽▽▽株式会社 賃貸業(店舗中心)・ビル管理
◇◇◇◇◇興産 リフォーム・改修工事・メンテナンス

 

卒論にも書きましたが、作成して四半期後に浸透しているか検証しました。以下にその結果を報告いたします。

 

 

2 浸透させるために行ったこと

 

浸透させるには、経営者が価値観や行動規範を率先することです。模範となれば、誠実さや本気度を示すものとなります。

また、社内に掲示し、研修を開催することで、接する機会を増やすことも方法の一つです。

そのために行った主なことは、社員の一人にビジネスクールに参加させたことです。スクールで学んだことを共有することにより能力を向上させ、発信源となることで、早くベクトルを一致するよう期待を込めました。また、同族会社にありがちな系統を飛び越えて指示、報告なきように努めました。

 

 

3 検証(社員)

 

最初に、YES・NOアンケートと、その項目に対する意見(自由回答)を求めました。

検証内容は下記の通りです。

  • 経理理念に共感できているか?
  • 経営者は率先して行動しているか?
  • 社内の雰囲気はどうか?
  • 自分の行動に変化はあったか?

 

また、数日後にあらためて一人ずつインタビューを行いました。

回答者:経理事務、総務担当、▽▽▽▽▽▽社員、◇興産代表

 

経営理念に共感できているか? YES NO

意 見

 

  • いいことだと思い、皆で作成をしたので共感できます。
  • 砦に成る3つの為すは、日頃から気を配って来たものなので、無意識にやっていることだと思います。
  • 信頼という砦に成るは共感できる。
  • 皆で作成したものなので、潜在意識の中にある。

 

経営者は率先して行動しているか? YES NO
意 見
  • 気にかけるようになって行動している。
  • しなければいけない気持ちが表れたのではないか。
  • 代表者がスクールに行ってから、社内の問題解決のスピードが上がった。
  • 事務所(所在地)が違うのでわからない。

 

社内の雰囲気は?
意 見
  • 社員同士の雰囲気は良い。
  • いいと思うが、もっと良くしたい。
  • 代表者の喜怒哀楽で雰囲気は良くも悪くも変わります。
  • 事務所(所在地)が違うのでわからない。

 

自分の行動に変化はあったか? YES NO
意 見
  • いままでやっていない領域までチェックし始めた。
  • あらためて清潔感を意識して、業務にあたっている。
  • これまで以上に安心のできる工事、伴う提案やサービスを提供している。
  • 砦という言葉を意識して行動するようになった。

 

 

経理事務(インタビュー)

  • 経営理念としては、意見を出し合って作成したので共感します。忘れずにこれからもやっていこうと思います。あらためて、どこかに書いて掲げていればよいのではと思います。
  • 経営者は、気にかけるようになったと思います。何か考え事の時、近寄りがたい部分があります。
  • 的確な指示をよろしくお願いします。

 

総務担当(インタビュー)

  • 個々の能力は限界もあるが、社員一丸となって足りないものを助け合って、向上させ、より良い企業にして行きたい。そのためには、管理会社との共同管理や、現状の把握を早めに行う。
  • 地域貢献は仕事に反映する。地道に活動するしかない。やりがいは表に出なくてもよい。
  • 勉強もさることながら、いろいろな方々と対話して雑学でも何でも知識を深めてもらいたい。

 

▽▽▽▽社員(インタビュー)

  • 砦=会社ということ、そのイメージからより信頼感が生まれていると思う。
  • スクール以前の社長は返答、対応が遅く感じた。
  • やらないといけない時はやる。それぞれがどの動きをするのか理解している。
  • 私に対して、代表者と会長から求められていることと、やるべきことの葛藤はある。

 

◇興産代表(インタビュー)

  • 信頼を得られるよう、より良いサービスの提供を心がけています。

 

 

4 まとめ

 

経営理念を浸透させるために行うこととして、社内に掲示する、朝礼で唱和するなどが一般的です。我社の場合、グループワークで意見を出し合い作成したこと、常に意識することで、よりよく浸透しています。私自身に対して問題解決が早くなったとありましたが、一例として上げると、経理事務担当が、以前よりも早めに試算表を出してくれること、そのことでも決断の速さにつながるのではないかと考えます。仕事を通して社員同士の信頼がはかれ、経営者が適切に応じた仕事を提供したり、適切なフィードバックを行ったり、仕事のしやすい環境を作りだしたりすることで、仕事を面白いとおもってもらえることが、理念浸透の要になるのではないかと考えます。

 

 

5 おわりに

 

一年半前、「法人税を払わないためにはどんな対策がありますか?」に対するアドバイスが「役員報酬を上げて様子を見ましょう」、それを鵜呑みにする経営者でした。自分なりに貸借、損益を分析し、資料を作成し、原田校長の書かれた本(財務諸表寝かせ読み速読法)にもあるように、当社担当の河野さんにも相談しながら、アドバイスがもらえるパートナー探しが、私自身や家族、会社に活かすための最初の一歩でした。しかしながら、スクールで教えていただいたことのほとんどを活かせず現状がよくなった訳ではありません。

スクールでは二期生に社員もお世話になりました。彼とは長い年月の付き合いですが、当たり障りのない話だけでした。卒業を迎え、スクールでの話し、影響を受けた話を聞きました。なによりも授業で教わったワードを交え、会社に対する思いなどを正直に話せた事が嬉しく思いました。今後は習った事をアウトプットして、少しずつでも社員、顧客の満足できるよう努めていきます。

入学から一年が過ぎました。ベーシック、アドヴァンスで出会えた仲間に感謝します。そして授業はもちろんですが、踏み出すきっかけをいただいた原田校長に感謝します。ありがとうございました。

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