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修了生論文

自社分析と経営戦略

東京校 (T-college) 山田 誠一 (山田自動車工業 )

Ⅰ 動機

私は、2000年に山田自動車工業に入社して、会社の経営に携わってきました。今年で18年目になります。「よく会社を継続できたな」と考えています。今日までの経営は、私が会社を分析するには、当社は直観的に進んでいると考えます。ですがこれからの時代は、通用しないと考えます。これからは、「自社分析をして経営戦略を立てて行動する。」という考えに至りました。

 

 

Ⅱ 企業概要

 

2-1 山田自動車工業の誕生の背景

山田自動車工業の誕生の背景は、創業社長は、会社を立ち上げる以前は、東京のおもちゃ工場で働いていました。色々な機械が好きで機械の構造などにも興味を持っていました。地元の真岡に戻ってからは「これからの時代は自動車だ」と思い地元の自動車整備会社で修行をしてから独立しました、昭和48年7月 山田自動車工業 創立です。当時は高度成長期と共に自動車産業の成長がめざましくの自動車も売れて、修理も沢山ありました。

 

2-2 山田自動車工業の3つのブランド

山田自動車工業は創立45年になり、継続するにあたり3つのブランドに加盟しています。

「カーコンビニ倶楽部」「カーベル(新車市場)」「ザーレン(自動車オイル戦略)」の3つのブランドを揚げています。

 

① 「カーコンビニ倶楽部」

カーコンビニ倶楽部は、自動車のキズ・へこみ修理の板金のフランチャイズチェーンです。お客様の認知度は、とても高く新規のお客様を獲得する武器と考えます。

② 「カーベル(新車市場)」

カーベル(新車市場)は自動車販売のフランチャイズチェーンです。自動車販売のノウハウや新しい販売のツールを開発指導する会社です。当社の苦手とする販売をより分かり易く提案出来ることで顧客に当社で自動車を購入してもらう武器と考えます。

③ 「ザーレン(自動車オイル戦略)」

ザーレンは、自動車オイルのメーカーで限られた店舗のみ取り扱い出来るます。特徴としては、オイルの性能がほかのメーカーオイルより良く リーズナブルな価格で購入できお客様の満足が高いオイルです。そのオイルを利用して、オイル交換の来店を促し顧客の固定化をする。

この3ブランドを柱とし山田自動車工業は現在経営しています。

 

 

Ⅲ 問い

近年は国内人口の減少や自動車普及の飽和などで、自動車業界は低迷しています。そしてディーラーが新車導入時にメンテナンスパックで囲い込みが進んでいます。このままでは、既存顧客の確保も難しくなっていきます。そして成長発展も厳しく、顧客拡大の必要性を感じています。

そこで、自動車業界での当社のたつ位置を把握し他社にはない当社の強みを活かし顧客拡大にむけた経営戦略を考えたいです。

 

 

Ⅳ 自動車業界の現状

 

3-1 自動車業界の業界構成(フェイブ・フォース分析)

自動車業界は色々な業種が参入し競争はとても厳しい環境にあります。

代替品としては、お客様が自動車所有の考え方変わり「所有」から「共有」に代わりカーシェアリングなどが出てきています。新規参入には、ガスリンスタンド・ホームセンターなどいろいろな業種から自動車産業に注目を向けられています。

その中自動車ディーラーは、新車販売が不調気味になり、車検・点検・オイル交換と自動車のメンテンナンスを強化し始めています。そして店舗を改装してお客様が店舗でくつろげるスペースを作り 新車の案内や店舗のサービス案内をしています。

 

自動車業界の業界構成(フェイブ・フォース分析)

 

3-2 市場の動向

 日本自動車販売協会連合によると、2016年の新車販売台数は、登録車が325万台、軽自動車が173万台で、合計が498万台となっています。新車販売は低迷していますが、乗用車保有台数は少しずつ伸びていることが解ります。それと車の使用年数も12年と自動車を長く大切に使用するお客様がいると考えます。

 

 

車検台数から見ると指定工場(ディーラーなど企業)の車検台数は総合計と同じように増えているが、持ち込み(当社のような小規模企業)は年々台数を減らしています。これらから解ることは、ディーラーが顧客を逃がさないようにアプローチして囲い込みをして販売事業と整備事業も重視していると考えられます。

 

 

Ⅴ 分析結果

 今までの分析を見ると、ディーラーは新車販売から車検・点検にも重視してきています。お客様も古くなったら乗り換えるのではなく修理や点検をして長く自動車を使うようになりまた。これからは、自動車販売と自動車の整備などに力をいれていくことが大切だと考えます。

 

 

自社分析

山田自動車工業のSWTO分析

当社は創業45年になりお客様に認知していただけるようになり、お客様が来店しやすい店舗作りや、会社情報誌の発行などとして お客様に信頼していただける環境を作っております。そこで自社の他社にない強みのSWTO分析をおこいます。

【Strengths(現在の強み)】

・鈑金工場が自社にある所です。他社は外注修理などの方法をとるため作業も遅く、受け入れ態勢も難しくなります。また鈑金の作業員が常に会社に居るため 自動車の修理可能か 交換が必要になるかの判断が早くでき見積りが早く正確に出すことができます。

・各担当責任者とすぐに連絡がとれます。当社は、携帯のライン機能やメール機能を使いお客様や取引業者のやり取りを行っています。その為伝達ミスなどが少なくまた写真などを撮って送ってもらい 鈑金修理などの見積り手段も取っています。

・新車販売・点検・修理・鈑金・保険とすべて自社で行っており、修理も各担当の作業者と相談ができてお客様の要望に応えることができます。よってお客様のお車をトータルサポートができます。

・最新型の顧客管理システムが導入しており、お客様にSMS(メール配信)ができます。よってお客様各個人に、連絡が必ずとれ、イベントや宣伝広告も入れることができます。

・色々な取引業者と契約しており、外車の部品や用品が安価に仕入れることができます。

【Opportunities(未来)】

・これからの時代は、情報社会だと考えます。お客様は携帯などで検索して、情報を集めます。当社はその検索に出るように行動しないとディーラーなどに勝ことが出来ません。

そこで、SNSを利用してお客様に情報を発信することが大切だと考えます。

・当社の強みは、板金を自社で行っていることです。その強みを他社と契約し請負板金を行うことが売上の拡大と考えます。

【Weaknesses(現在の弱み)】

・当社の弱みは、宣伝告知だと考えます。当社は営業がいませんよって外部のアプローチがとても弱いと感じます。お客様の口コミだけでは限度があると考えます。

・スタッフの教育スキルアップが必要と考えます。自動車の修理やお客様の対応(修理箇所の説明)などを強化すると売り上げが上がると考えます。

・営業マンがいないということは、宣伝アプローチが遅れると考えます。営業を入れるか、代わりになる方法を考える必要があります。

【Threats(未来の脅威)】

・現在の弱みがひどくなると、大変なことになります。書いた以上のことが予想付くので対策が大切だと考えます。

 

 

Ⅶ 経営戦略

ディーラーなどの企業がやりづらいことを強化して戦略を立てようと考えました。

 

1、カーコンビニ倶楽部の板金案内を強化です。お客様のお車の板金を強化する理由としては、ディーラーは外注板金で行うため修理費用が高くなる傾向があります。また自動車の使用年数がながくなり大切に乗る人が増えていることです。また最近は自動車保険の等級改定により保険修理がしづらい状況にあり、お客様が自動車保険を使わないで修理する方法が多くなりました。部品交換ではなく部品を修理して直す事出来るのが当社です。このことから、板金案内を強化して売り上げを上げます。

 

2、自動車の磨きを商品化することです。まえにも言ったのですが、自動車の使用年数がながくなり大切に乗る人が増えていることから自動車の磨きは、とてもお客様が関心を商品だと考えます。自動車磨きが、自動車の塗装のプロが行うととても安心して出せると考えます。現在だとガソリンスタンドなどで自動車コーティングの磨きを行っているところが多いですが、整備工場や板金工場で行うことは、少ないと考えました。

 

3、近年人口の減少や経済の悪化などで売上が下がっています。このことから当社の商圏のお客様だけで事業を行うのは難しくなると考えます。よって当社の強みの板金を利用して請負自動車板金を行うことで、商圏が広がり売り上げが上がると考えます。そして請負板金を行う条件を作り当社の競合店にならないようにすることが大切だと考えます。

条件

① 当社の商圏外の企業とする。

② 見積もりなど当社が設定できる企業を優先する。

③ 板金に力を入れて進める企業

このような企業を設定すると新規参入のガソリンスタンドが合致すると考えます。スタンドに来店するお客様はとても多いです。自動車の状態も見てヘコミなどチェックできる環境にあると考えました。この企業と提携して自動車板金の売上を上げます。

 

4、動画を作成して宣伝活動

当社は、顧客の携帯番号を管理しています。そのデーターを使いSNS配信そして動画にアクセスしてもらいます。そして当社に来店を促します。

 

 

Ⅷ 今後のスケジュール

1、 商品の開発 従業員の勉強会を開き 提案力を上げる

2、 動画を作成して発信する。

初めは、車検案内動画 オイル交換案内動画 定期点検動画 (1ヶ月以内)

自動車研磨動画 自動車販売動画と ランクを上げていく (2ヶ月以内)

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